東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

長期投資の資産形成は新しい発想である~長生き時代を生きるために~

おはようございます。しほみんです。

 

 

 

昨日は実際に投資をする方法を説明しつつ、この方法が長期的には有効だって話をしました。

www.yuriyurusukejasmine.work

 

実際に全世界の株式に投資しておけば大体将来困る可能性は低いです。自分もやっていることもあって薦めているのですが...なかなか難しいですね。

 

でもこの長期投資の資産形成って実際かなり最近の概念な気がします。過去にやってきた人が少なく、常識になっていないのです。だから広まりづらいのです。

 

今日は簡単な歴史の観点から、この長期投資の資産形成の扱いについて考え、今後どうなるか予想したいと思います。

 

この話を聞けば、いかに長期投資の資産形成は昔は何でやってこられなくて、今なのかってことが分かるかなと思います。早速始めます。

 

今日の見出しです。(長期投資は長期投資による資産形成を意味します)

1. 今までは長期投資自体必要じゃなかった

2. 長生き時代になって初めて生まれた思想が長期投資の資産形成

3. この長期投資の資産形成は今後日本のスタンダードになっていくと予想

 

1. 今までは長期投資自体必要じゃなかった

歴史自分はそんな詳しくないので、若干時代錯誤はあると思いますがご了承下さい。

以下のことが長期投資がはやらなかった理由だと思います

・1950年ぐらいまでは平均寿命が55歳までしか伸びてなかった。

・そして昭和が終わるまでは経済成長が約束されていたので、貯金の必要がなかった。

・平成は昭和の幻想で必要なかった(個人の感想です)

 

 

・1950年ぐらいまでは平均寿命が55歳までしか伸びてなかった。

江戸時代は平均40歳、それより前だったらもっと短かったのです。まだ、金融システムがそんな入っていない時代ではそんな長生きしなかったので貯金とか投資とかそんな概念もなかったような気がします。

 

金融システムが導入されてきた明治以降でも寿命はあまり伸びていません。というか、世界戦争してたし....。その結果、日本では1950年ぐらいまで平均寿命55歳までしか伸びていません。そしたら、まだ投資といった概念は庶民まで持っている必要はないです。そんな対策するより今その時を生きる方がよかったですから。

 

・そして昭和が終わるまでは経済成長が約束されていたので、貯金の必要がなかった。

戦争も終わり、昭和の中旬からは現代社会として経済という概念が日本で大きく成長します。そして、高度成長し、世界第2位の経済大国にまでなりました。このとき、不動産も株も上がるが、給料も大きくあがっていたので、働いてお金を稼いで使った方が、良かったんです。どうせ貯めててもすぐ価値が下がってしまいますから。

 

しかも、もし貯めるとしても、銀行預金も年利10%程度と高かったのでわざわざリスクをとる投資の必要が薄かったです。そんな背景からここでも長期投資は特に必要なかったのだと思います。

 

・平成は昭和の幻想で必要なかった(個人の感想です)

しかし、平成に入ってからもこの昭和的な発想がずっと日本には残ってしまいました。そのため、前と同じ理由をもって長期投資の概念は弱かったと思います。もちろん一部の人はやっていましたがそこまで流行る概念でもなかったんだと思います。

 

まあ、あとは国の政策が悪かった気がします。国が結構庶民を虐げる形をとっていってしまったので、逆に庶民が貧しくなってしまいました。そのため、投資を短期で大儲けするものにしかできず、ギャンブルみたいな扱いになってしまいました。

 

こう考えると今までの日本では長期投資での資産形成はなかったのかなと感じます。

2. 長生き時代になって初めて生まれた思想が長期投資

長生きの時代は実は昭和の終わりか平成の始まりぐらいから入っていました。

 

この時、年金は確かにありましたが、年金自体は少子高齢化とは全く合わない制度でした。子供が多いからこそ成り立つ制度だったからです。そのため、この少子高齢化に対して対策できることはないかとえらい人たちは考えていったと思います。

 

そこで投資が漸くスポットを浴びることになります。投資を長くやることでリターンは安定化して、大体5%得られる。これなら、毎月積み立てていけば将来にはちゃんととお金が大きくなって老後も安泰になっていくぞって。特に投資大国のアメリカを見ていればわかる話なので。

 

このようにして長期投資は高齢化社会での長生き時代を生き残る方法として確かなものだと考えられるようになりつつあるのかなと

 

ただ、これを知られてしまうと国やマスコミは何かしらの不都合があったのでしょう。そのため、この事実は隠しながら、年金は大丈夫と言ってこういうことをやらせなかったのです。

 

3. この長期投資は今後日本のスタンダードになっていくと予想

令和に入った今、その年金幻想も崩れ、なんなら終身雇用も崩れ、70歳定年になりました。税金はこれからも重くなると予想されて、将来のお金の問題は尽きないばっかりです。

 

一気に時代は大きく変わりました。

 

ここまで来て、やっと長期投資の資産形成はすごいんだ、やる価値があるってなるんだと思います。国が庶民を守ってくれないって時代だからこそこの発想が生きてくるのです。

 

そんなこんなで、きっと長期投資は今後発展していくと感じます。

 

 

最後に....

昨日の長期投資の具体的な話をする前になぜこの長期投資が必要になったのかそしてこの発想自体が新しいんじゃないかってこと話せばよかった気がします。ただ、今はあまり流行っていない長期投資をさっさと始めてしまった方が絶対に有利です。確実に進めていきましょう。ではでは。