東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

配当金は株主の正当な権利である

おはようございます。しほみんです。

 

配当金について結構悪口言われている感じがします....

 

ですが、配当金は資本主義の資本を蓄える動機付けの1つになる株主の正当な権利です。なんかそこに突っ込むのは違う気がします。というかそんなに文句があるなら投資して配当金をもらう大変さを思い知った方がよいです。資本頑張って入れても配当なんてごくわずかなもんですから(1000万入れても年30万程度しか手に入らない)。

 

ということは配当金について少し触れてみましょう。

 

配当金とは、利益が最後残って剰余金としてなった場合、株を持っている株主に対して分配してもよいというものです。なので、配当金はまず最後の利益が出た時点でそのあと吐き出されていくものとなります。

 

配当金はその時期の利益から出すのでそのときより、継続的な利益配分が求められます。人件費を減して利益だして配分しようは、経営的に人のモチベを下げるので長期的な利益の維持とは相反し、配当を出すことに対して否定的な動きとなり、よろしくないです。

 

そして、利益を増やして株主(投資をしてくれた人)にたいして報われるようにするのは株式会社としての使命です。この権利自体に文句を言うのはそもそも現在の会社自体を否定してしまうことになります。

 

だから配当金についてあんまり否定的な話をするのはよろしくないと思っています。

 

あと、配当金が増えたから給料が減ったという話どこかおかしいんですよね。割合で配当金は5倍になっているのに、人件費がほとんど変わっていない話です。

 

これ金額ベースでみると、配当金は数兆円規模から20-30兆円規模になっているが、人件費は、200兆円規模からほぼ変わらないとなっているわけです(独自調べですが、配当金と人件費の規模は全然異なります)。

 

会計の評価額は割合じゃなくて数値ベースです。なら数値で見る方が妥当です。

これをみて、配当金が増えたからって人件費が減るのはあんまり解せないというかむしろ人件費が減る原因は別にもありそうと思うのが妥当ではないでしょうか?

 

まあ人件費が増えない理由としてもっとみられるのは、

・社会保険料の無理やり増加

・法人税の減税

・消費税の増加による消費減退による売り上げ減

・住民税が一定

とかでしょうか....つまり税金もあり得そうですけどね。

 

最後に....

まあ、配当金だけ悪者にするのもあまりよくないですね。それは投資したものが頑張って得られる果実の一つですし株式会社の根源なんですから。人件費削るような会社に持続性は疑問が出るので、投資はあまりしたくないものです。

 

そして、数字で見ればより別の原因もありそうですよね。税金とかもっと見直すべきでしょう。

 

ということで、ちょっと配当金について突っ込んでみました。

 

ではでは。