おはようございます。しほみんです。
消費が悪になりつつある世の中だと思ってます。本物のデフレ脳です。
ですが、よく考えるとやっぱり消費というのは極めて大事な要素なので、この話をしていきます。
消費というのはだれかからサービスやモノを受け取ることであり、それによって、その人の所得になります。
これを三面等価の法則といいます。消費、生産、所得は同じになるってことです。そして、資本主義は、生産を伸ばしまくって、消費を増やし、所得を増やすことでインフレになり、みんなが豊かになります。
よくある誤解で、お金は使ったらなくなるって思われがちですが、消えません。普通におカネの所有権がいきわたるだけです。
こう考えると、一概に消費が少ないのが悪いことではないです。消費をすれば誰かの所得になり、めぐりめぐって自分の所得になるわけですから....。むしろ、節約の方が問題になります(ブログタイトル....)。
例えば、インフラ。これらは安い方が確かにいいかもしれないですが、誰かが消費としてちゃんとしないと別の人の所得にならないので、維持ができない。適正な値段は維持すべきなのです。
だから、携帯電話をやたら安くしろっていている現政権はあほとしか思えないんです。値下げしても、インフラ業界の人の所得が減るだけです。デフレ日本において最悪の対策の一つと言わざるを得ません。(ぼったくりかどうかはおいといて)
結局、この安いというのは問題で、安いと給料が減っちゃうので、みんなつらくなります。節約している人はまあプラスかもしれないですが、そもそも生産を増やす方向に行かないので、経済なんて成長するバズないですね。みんなが豊かになるってより、誰か一人だけ生き残るっていうのが今のデフレ社会ですね。
今の日本にはこの自分の消費=誰かの所得という関係が結びついてなさすぎです。もう少し結びついていれば、こんな節約投資ブログが流行ることもなく、意味不明な資産論理もなかったんだろうなと思います。
ちょっと悲しいですね。
最後に....
私はそもそも消費があまりできない人です。だから、こういうことをかんがえて消費意欲をあげたりしています。というか「消費は悪」って発想から抜けてほしくて書きました。
無理して要らないものは買う必要ないですが、この所得になるってことをかんがえたら、消費をすることが他人の応援になるってことは明白自明でしょう。
その意識は少なくとも持ったうえで、投資とか節約に励んでほしいですね....
ではでは。