おはようございます。しほみんです。
最近、デジタル庁創設などデジタル化が熱いですね。業務効率化というワードセットで使われてる感じです。関連株もめっちゃあがってるし。
私もデジタル化自体は賛成の立場にあります。わざわざいろんなやりとりを紙ベースでやるのも面倒ですし、デジタル化したことによって効率化してるのも事実ですし。
ただ、最近思うのは何でもかんでもデジタル化すれば業務効率化になって良い!みたいになってる気がするんです。
これってとっても怖いことで困ることだと思うのです。なぜなら、何でもかんでもデジタル化しても業務効率化しなかったりして目的を達せられないからです。
例えば、普段の経費精算は毎回やるのに承認印とか印刷とか別にいらない気がするので業務効率化に貢献しますが、重要な契約は一度間違って契約しちゃうとのちのちとんでもないことになるので人がちゃんと見るはずです。それはデジタル化してもさほど業務効率化にはつながりません。
こんな感じでデジタル化しても、必ずしも業務効率化にはつながらないものもあります。
大事なのは、あくまで業務効率化の方であって、デジタル化はその手段の一つでしかないってことです。業務効率化であるなら別に他の手段を使ってもいいわけです(例えば、機械開発、紙上にアイデアを書き出して、まとめるとか)
私は既存のやり方もそれなりに効率化できるならして、必要なところもデジタル化していくのがいいとも思います。
それぐらい柔軟に対応したほうが日本経済も淘汰される分野もなく経済のパイが増えてお得な気がするのですがどうでしょうか…
最後に…
目的と手段をはき違えるパターンってとても多くあって、気がついたら手段だけになってることは多いです。
最近の行政を見るとデジタル化もそんな気がします。そうじゃなくて、あくまで業務効率化をしたいという目的があってデジタル化はその一つに過ぎないと考えたいですね。
あとこういうデジタル化関連株はうえのような思い違いがあるから上がってるのかなと考えてます。
ではでは。