おはようございます。しほみんです。
政府がお金を出すと必ずそのお金はどっから出るんだとか誰かが肩代わりしないとならないって言われますが、実はそんなことはないです。
だって、そもそも我々が潤うのは、政府が借金を持つからです。今日はそんな話ができたらと思います。
ただ、ちょっと自分も正確な理解にかけているところがあるので感覚的にはいいたいことは言えているのですが伝えきれてないかもしれません。その点はご了承ください。
少なくとも報道の切り取り的な伝え方はなんかおかしいとわかるはず…(多分)
今日は、
1. そもそもお金とは
2. 政府の借金は我々の黒字
で話します。
1. そもそもお金とは
まずは物々交換から考えます。
例えば、自分は漁師で、農家からコメを欲しいとします。
ただ、自分は漁の時期が過ぎていて魚がないです。いまないと飢えてしまいます。
そのため、コメ2kgをもらう代わりに、今度魚が取れたときに魚を5匹渡す約束をしました。
この5匹借りるって約束自体は契約です。これは今度5匹返してくれる信用から成立するものです。
これをそのまま国と我々にしてみましょう。
国は発展のために井戸を作ってほしいといわれました。
そのため、井戸を作りました。しかし、国は物を持っていないです(というかあるわけないんですが)。そのかわり、国は国があるということでお金を発行して、渡します。
つまり、国はお金というものを渡すことで、何かをやってもらいます。このお金は先ほどの魚と同様に国はあるという信用から来たものです。
つまり、国は借金を作る(お金を発行する)ことで、物ができていきます。つまり豊かになるわけです。
ちなみに国は井戸を資産として扱えるはずです。つまり、資産は1万円です。
この資産は誰かに売れば、国は1万円回収できます。(これがバランスシートの話のはず....資産と借金は等しいという考え方)
2. 政府の借金は我々の黒字
で、さらに話を広げます。
政府というか国はそもそも何にも持っていません。つまり、何もないのです。しいて言えば、信用ぐらいでしょうか。つまり、(資産)=0です。
国は必要なものがあるので、さっきの井戸みたいに人を動かして物を作ってもらいます。これによって資産を得ます。
つまり、(国の資産)はいくらかの価値を持ちます。
しかし、この価値を得るには国はお金を発行しないとなりません。そのため、その価値は(国の借金)です。
で、(資産)というのは一般的に、(今持っているものの価値)から(返さなければならな借金)を引いたものになります。
いま、国から見ると持っているものは物、借金は発行したお金です。
よって、(資産)=(国の資産)-(国の借金)=0
つまり、(国の資産)=(国の借金)です。
そして、そして、この国の資産というものは我々が作って得た対価なのです。
(国の資産)=(我々のお金)=(我々の黒字)です。
だから、われわれの得たお金は国自体の借金です。つまり、国は借金をすればするほど我々はお金得られるわけです。
最後に...
だからまあ我々豊かになるには、お金をたくさん持つにはそもそも政府には借金を背負ってもらわないとなりません。
もちろん、過剰にお金を発行してしまうと、現行のものに対してお金が過剰になるのでインフレが起こります。ただ、一気に物価が10倍とかにならないなら問題ないので…
ただ、我々の黒字は誰かの借金で、それは国です。だったらそれでいいんじゃないかなと思います。豊かさがお金の多さですし....参考になれば幸いです。
ではでは。