おはようございます。しほみんです。
Twitterやyoutubeを見ていると思うのですが、貨幣供給をしているからインフレが起こる。だから資産運用は必要という意見は多いです。
ですが、よくよく考えてみてください。昔、平成の間に日本でインフレは起きたでしょうか?少なくともコアコアCPIという物価変動しにくいものだけの物価指数をみるとほとんど値段は変わっていません。(むしろ落ちています)
なので、インフレが起こってないのです。ずっとデフレだったのです。
なのに、多くの投資を始めるきっかけのうたい文句としてインフレリスクに備えろーとか言っているのです。
なんでインフレが起こってないのに投資なんてするんでしょうか?いやしないでしょう。だって、インフレしてないってことでデフレで、貨幣の価値は上がり続けている状態です。その状態なら投資なんていらないです。
だから、そもそも株を始める理由としてインフレ対策とか言って始めるのは変な話です。
また、インフレが起こる理由として、マネーが大量に発行されているということから、貨幣の価値が下がるって言っていますが、実際そんなこと起こってないのです(アベノミクスが実証してる)。だから、そもそもこれは間違っているのです。
では、なぜ投資を始めるかということですが、
日本は金融緩和をしているため、マネーを大量供給しているところで、そのマネーは株や不動産の資産に流れてしまうからです。
つまり、資本だけが勝手に価値が上がってしまい、実体経済はインフレしないという状態なので投資をすべきということになります。
これは、結果的に自分たちの資産が増えたため、買える量が増えることを示します。ただ、増税しているので実際変える量はあまり変わりません。
だから、結果が同じなのでインフレ対策と思ってしまうのかなと感じます。
最後に...
インフレ対策しているように見えても実は資産を増やして増税対策しているだけに過ぎないというのが正しい考え方な気がします。
なので、インフレ対策ってより増税対策です。しかも、この増税では、デフレは改善させれないので、何にもいいことはないです。
だから、本当にインフレ対策になるような資産運用をするために、まず日本経済をデフレからインフレに変えていくことが大事かなあと思います。
ではでは。