おはようございます。しほみんです。
若年層の人も多くが年金はもらえないと思っている気がします。そのうちに2000万円が結構先ばしているなと思ったのでちょっとコメントします。
結論から言って、このこと自体を信じていること自体ナンセンスだなあと、というか老後わからんでしょう...って感じです。
まず、年金2000万円問題についてかるくふれます。
これは、今の老後の生活費が24万円に対して、年金収入は19万円。だから、月5万円不足しており、30年生きるとすると、5×12×30=1800万円が不足する。だから、大体2000万円あればどうにかなりますよって話です。
これを若者が信じる意味が分かりません。
だって、
1. 今の生活費を考えているが、30-40年後の話は分からない。
2. そもそも30年も生きるかもわからん。
3. 生活費は医療費などが上がりがちなので増える可能性がある。
のですから。
1. 今の生活費を考えているが、30-40年後の話は分からない。
私はここが一番引っかかっています。だって、30-40年後も同じ価値であるとは到底思えませんから。
まあ最近デフレ傾向が強かったので、ずっと物価はそこまで上がっていません。物価が上がっているより、収入が減っているからしんどい気がします。
だから、これからも物価はそんなに変わらないと思いがちです。しかし、これ以上デフレが続いている国なんていずれにせよ終わりを迎えるとは思います。
なので、インフレが起こっていくことは考えていくべきです。そうすると未来の生活費は確実に上昇します。よって、今の価値観で話してもしょうがないと思います。
2. そもそも30年も生きるかもわからん。
生きる年数をまず見積もっているのがナンセンスです。そんなのわかるわけないじゃないですか....
だからまあ長くても短くても資金が尽きないようなことをかんがえるべきです。
3. 生活費は医療費などが上がりがちなので増える可能性がある。
生活費も一定とは限らない点も気になります。正直医療費などを考えると生活費は上がっていく可能性や、時期によってかかるなどあります。だから、生活費一定自体はなんか怪しい仮定です。
せめて、特別出費みたいなものをきちんと考えて算出したほうがまだましです。
以上のことから、その2000万円自体を考えること自体ナンセンスだと思います。ただ、老後には資金が足りない可能性が高いなって思っておくのが大切です。
最後に....
老後のことはわかりません。しかし、年金で生活が完全に賄いきれない可能性はあるのは確かです。
だから、2000万円を作るってことをかんがえるよりは、資産運用をして、生活資金を確保しておく必要があるぐらいの認識をしておくとよいのかなと思います。
私は月数万でもインデックス投資をしておいて、40歳ぐらいになってから考えれば十分間に合う気もします。とにかく、お金は残しておいて増やしておくのが老後を心配しないポイントかなと感じます(もちろん若いうちの消費も大事なのであんまりお金積んでも意味ないですが)。
ではでは。