東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

カネありきではなくモノありきで考えると見方は変わる

おはようございます。しほみんです。

 

私、昔というか2-3年ぐらい前は「お金をお金で稼ぐ」フレーズ好きでした。金利とか確かにそうですよね。

 

でも、よく考えたらそんなのおかしいです。打ち出の小づちじゃありませんし。それこそお金がお金を生んだら価値ダダ下がりですよ。言葉の綾かもしれませんがとても変だなって感じです。そのせいで金利が全然理解できませんでした。

 

この理解できなさは、カネありきでお金を考えているに過ぎないってところから出てきたんだと思います。お金がお金を生むという仕組みには必ず何か裏がある。それを考えるべくして、おカネありきからモノありきで考えてみることにしたのです。

 

 

そもそもお金が流通するのはモノとの交換をもっとスムーズにするためと考えます(というか別にモノとモノで交換できるならお金マジでいらない)。だから、お金は絶対モノという概念とは切り離せないので、妥当です。

 

 

需要供給について考えてみます。モノのやり取りをお金を介してすると、需要(お金)と供給(モノ)ということになります。基本的に需要過多になったときはインフレ、供給過多になったときはデフレです。

 

このモノやり取りが活発になると、基本的にみんなモノ欲しがるのでインフレになります。そうすると、お金をモノに変えた方がよくなります。この時、お金は誰も貸したがらないものです。だって貸して返したもらったときは貨幣の価値が下がっているから。これを防ぐために、金利を設けたのです。つまり、インフレが起こると金利が発生しないとおかしいってことになります。

 

デフレのときも同様に考えます。デフレのときはものの売りが活発にならないので、みんなおカネを持っています。この時はおカネを借りたがらないです。というのもおカネ自体が余っていて持っていてもしょうがないから。だから、おカネを借りたがるようにした場合、金利を下げるまたはなくす必要があります。ということで金利は下がる方向に行きます。

 

 

実は、金利はモノの価値の変動で定まっているという方が正しいのかもしれないです。だからインフレになれば自然と金利は上がり、デフレになれば金利は下がるモノなのです。だから金利の上げ下げでそもそもインフレデフレはどうこうできるものじゃないのです。

 

となると、金利が決まる、お金がお金を生むというのはその貸す人の信用とかそういう話じゃないです。結局、モノとカネの享受関係からしか決まりえないのです。

 

最後に....

もちろんカネありきでも金利は決められます。しかし、その場合、その借りた金からできたモノに対して金利圧がかかるので、その適正から外れておかしいことになります(というかリボ払いみたいな不当な搾取になる)。だから、金利はモノありきで決めた方がよっぽどよいのかなと思います。

 

金利はモノとカネのバランスをとるモノであって打ち出の小づちではないというのはわかっておく必要がありそうです。

 

ではでは。