おはようございます。しほみんです。
金利ってよく信用度合いによって決まるって言いますよね。
ですが私はこの考えについては根本的に疑問を持っています。
今日はこの話ができたらと思います。
先に今考えていることを話すと、
金利はインフレ率と借りる期間に応じたときの経過の不確定分リスクが基本となっていて、さらに個人の信用度に応じて考慮されると思っています。
だから個人の信用度合いなんて最後のおまけ程度でしかないわけです。
お金の貸し借りで生じる金利は、2人間の約束でしかないので、
お金を貸す心理を考えればある程度分かります。ただし、経済循環が正しくてインフレをしているという前提でお話しします。金利さえ機能してない日本では、ちょっと考えにくいのであしからず。
この状況では、まずおカネを貸したいとき、今は使い道がないので取っておくが寝かせておいたらインフレに負けてしまう。なので、貸して金利を得たいと思います。
なので、貸し手側としてはインフレ率を考慮して金利は設定するはずです。というか金利なしなら借り手としてはインフレによって返済額が減る以上、貸し手はそんなあほな手を打ちません。
これがまず、インフレ率が金利にかかわる理由です。
次に、貸し手は「ただ将来のインフレなんてどうなるかわからないな....時間がたてばたつほどインフレ率にずれが生じて損をするかもしれない....」と考えます。
そしたら、インフレ率より少し大きい金利を設定してみよう。(できるだけもうけたいから)となるはずです。
ここで、時の経過によるリスクの不安定さが金利にかかわる理由です。
そこまで考えたうえで、最後に個人を見るはずです。こいつは今まで期日より早く返してきているから少し金利を下げようとか、こいつ遅延するから少し金利上げようとか。
そもそも信用してない人間には貸しません。普通。
リボとかで信用かないら利率とか言ってますが、返せる当てがないのに、あんな高利率で貸しているとか逃げられると思うのが、普通先です。
最後に....
貸す心理から見る金利の設定で考えてみました。そうすると金利は信用度合いってちょっと変な話だと思いませんか?お金を増やしたいと思うなら、もっと物価との連動が必ず働くと思います。人って損したくないので....今日はそんな話ができればよかったです。
ちなみにですが、こう見ると日本でこんな低金利なのは、日本は信用されている国ではなく、将来インフレが起きることはないとしていてかつ、それが確実だからと考えられていることになります。
舐められたもんですね。ですが、実際はそうなのでしょう。
ではでは。