おはようございます。しほみんです。
いや別に特に何ともないのですが、「円に投資」って言葉がなんだかおもしろくて。
考え方としては悪くないのですが、なんかそこまで投資脳になるとちょっと....とおもいますね。
預金として持っておくのは、円に投資とは違うかなと感じます。
そもそも、円というのはあくまで通貨の単位であって、特に投資商品でもなんでもないです。預金は、円の価値を担保して持っておくものです。かなり特殊な金融商品だと思います。
で、多分投資的な考えになるのは、利子のせいだと思います。ただ、これも物価を考えると、また違った見え方になります。
今の日本では考えにくいですが、物価が上がってしまうと預けているお金は目減りしてしまいます。なので、それを防ぐ方法として、金利があるのです。
なんでこんなことするのかというと、銀行から見たら紙幣は借金に過ぎないからです。
個人から借りている以上、個人が得をするように利子をつけないのはおかしいじゃないですか(貸した方が、将来価値が目減りして返されたらむかつきますよね。例えば、100万円貸したのに、10年後に100万返されても、インフレ起こっていて90万の価値しかなかったら貸し損ですからこれをなくすってこと)。
なので、銀行の預金というのはそもそも投資とは少し違います。投資と違ってリスクはなく、得もしないってことになります(円一極集中投資って聞きますが、そうではなく、価値がそのまんま残っちゃうだけ。これをリスクとは言わん)。
そして、気が付いた人もいると思いますが、今の日本は歴史的な低金利です。この低金利が示す意味は、物価とか上がらないから、円の価値はこのままでいいという判断を銀行側がしているってことです。
なので、多分インフレも起こらないんでしょうね。インフレするならもうちょっと金利も上がっていくはずだし。
最後に....
もちろん、円に投資という考えはありだと思いますが、私は私で金利というモノをまた別の観点で見れないかずっと考えていました。
銀行預金のある一つの結論はこれだと思います。
・預金は円の価値の保存手段
・預金の金利が低いということは物価が上がる可能性も低い
ではでは。