おはようございます。しほみんです。
今日は所得税についてちょっと振り返ります。
なんか勘違いしてしまうんですよね....
所得税って累進課税の制度をとっています。
これがちょっと厄介なのですが、
みんな稼いだ額に対しては平等に税金を取られています。
つまりみんな100万円稼いだら100万円分の税金が取られ、200万稼いだら200万円分の税金はとられます。
例えば、年収1000万円の人、控除すると大体課税所得が730万程度です。
なので、730万円が税金とられる所得とすると、
195万円分は5%
135万円分は10%
365万円分は20%
35万円分は23%
というふうになります。
つまり、ここで課税される所得は
195万×5%+135万×10%+365万×20%+35万×23%
=97500+135000+730000+80500
=1043000円
となります。
なので、課税所得が330万以下であれば、5%の部分と10%の部分がありますし、
課税所得が900万でも5-23%の税金がかかることになります。
なので、副業の際に、雑所得などで大きく稼いでも、ベースとなる給与自体の税率は変わりません。ただ、副業分多く稼ぐとその多く稼いだものが税率が高くなります。
これが、累進課税の所得税です。
最後に...
ということでよくある誤解で、たくさん稼ぐと税率が高くなってしまうがあるのですが、そうではないです。
そうだとすると、先ほどの730万の人は、730万×23%=約170万も税金とられちゃいます。そうはならないので安心してください。
なので意外と所得稼いでも所得税はとられにくいが現実です。実際は、住民税や社会保険料の方がはるかに高くてしんどいのです....。
ではでは。