東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

配当所得とは?

おはようございます。しほみんです。

 

本日は、配当所得について話します。中身が面倒な人は2だけ読めばいいです。

海外所得控除についてはまた別に話します。

 

今日の見出しです。

1. 配当所得とは?

2. 配当所得がお得なケース

 

1. 配当所得とは?

配当所得とは、配当金として得たものです。これは、基本所得扱いです。

配当所得は大きく総合課税と分離課税を選ぶことができます。

 

分離課税であれば、株の売却益と同じで、20.315%課税になります。

株の売却損と損益通算することができるぐらいです。

 

そして総合課税にしたときは、給与所得、事業所得、不動産所得、雑所得などと一緒にできます。つまり、所得金額に応じて税率が決まります。

 

実は、配当所得には税金を課税しないようにする工夫がなされています。というのも配当所得は法人が法人税を払った後を原資にしていて、法人税がとられた後、所得税をとってしまう二重課税にあたるからです。二重課税はおかしいんじゃないかということで、所得税は10%、住民税は2.8%免除になります。

 

つまり、所得が小さい場合は税金課税されないです。もちろん所得が多ければ課税されちゃいますが(金持ち優遇を避けるためらしい).....しかし、上記の性質から今後もこの制度はそのまま維持されると考えています。

 

2. 配当所得がお得なケース

給与所得しかない人の場合、以下のケースがお得です。

考え方としては、給与所得があってそのうえで配当が積み重なるので、積み重なった分には最高税率がかかるとなります。

 

給料の年収 が約570万+ 配当所得が30万のときぐらいまでは、配当所得の税率は7.2%になります。

給与所得は一定の控除があるため、配当所得が増えるとその分控除される可能性は低くなります。ただ、年収450万程度であれば、配当所得は120万ぐらいまで7.2%です。

 

なんで大体の人は配当所得はお得です。

 

もし、年収700万とかあっても、配当は給与所得の上乗せなので、次の税率になって17.2%です。だからよっぽど稼がない限り総合課税したほうが全体的にお得です。

 

最後に....

とまあ配当所得は大体の人に有利なので基本こっちのほうがいいと思います。

 

そのため、FIREで配当金生活を狙いたい人は配当金は総合課税でもらっておいてFIREしといたほうが良いと思うんですよね。NISAで、配当金バンバンもらっちゃうと節税効果が薄くなっちゃうので。NISAはそういう人は確実に値上がり益狙った方が良いです。

 

FIRE目指さなくても配当で生活潤わせたいなら全部高配当でNISAはもったいなくなる可能性が高いです。一部は特定でもって配当所得などの選択肢もありかと思います。

 

書き終わって思ったが悪いこと思いついたので別記事で....

 

ではでは。