東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

消費をしてこそ投資の意味がある

おはようございます。しほみんです。

 

投資をするには、節約をしなければならない。だからできるだけ節約して投資に努めよう。

 

よくある節約投資ブログですね。

 

私はこれについて正しいと思っていた時期があり、それをもとにブログを更新していたこともあります(特に初期はそのはず)。

 

しかしこれはいまではあまり正しくないのではないかと思います。

 

というのも、投資の成果というのは消費によって得られた収益が根幹にあるのです。消費を減らせば、投資をしても将来得られるリターンは上がりにくくなるわけです。この消費と投資はトレードオフの関係にあることを忘れてはいけません。

 

消費をしつつきちんと経済成長をさせて、投資も行うことが正しい選択肢になるはずです。

 

では、この消費と投資のバランスというのはどれくらいがいいのでしょうか?これは状況によって刻々と変わるモノなので一概には言えないのですが、インフレしている普通の世界であれば、8割消費、1割近未来の消費のための貯金、1割投資ぐらいでいいんじゃないかと思います。

 

そもそも普通の経済であれば、投資の成果なんてごくわずかなものです。普通は消費したほうがいいに決まっています。だから将来への投資は一部でよい。それも大きくなくても将来何かをするためには十分なお金になります。

 

ちょっと小金持ちになるなら、最初の数年は投資の割合を高めます(目安3-4割)。そしてその投資は放置してだんだん消費を増やしていくのがよいです。年齢が上がるごとに投資割合を減らして消費割合を増やします。投資は時の経過での成果が大きくなりやすい性質があるので、最初に投資を強めてしまえば、あとは少し投資を弱めても成果が出やすくなる算段です。

 

私としては後者がいいとは思い実践してますが、若い時の経験は見過ごせないので、前者ぐらいで実際よいと考えます。

 

最後に....

インフレの世界観では、これぐらいで投資なんてしておけばよいのです。ただ、日本はインフレが起こっていない国です。本当はこれは通じません。

 

それでも、その割合がいいと思います。結局、それが正常なインフレ経済に戻す一つのしかるべき話なので、政府がインフレ経済に戻す気になったら歓迎すべく準備をしましょう。

 

投資にかまけていると、消費で残せたはずのものがなくなり、将来投資しようとしてもできないかもしれません。

 

ではでは。