おはようございます。しほみんです。
日本への投資が厳しいなあと思える場面っていくらでもあるんですが、一番きついのは日本の一番厳しいところって売り上げの伸びがないことです。
投資してほしいならまずは売り上げをきちんと伸ばすべきですよ。利益率なんで後で考えればどうにか改善できる気はするので。
今日は売り上げについて少し考えます。
売上ってどうやって計上するかというと、誰かが買ってくれることが必要です。
ここで、買うことには2つ条件があります。
・購買意欲がある
・その購買対価を払うことができる
この両方がなければ、「買う」は実現できません。
私はそもそも購買意欲は低いので勘違いしやすいですが、ほかの人の話を聞いていると、日本人は購買意欲が高くそれ以上にお金が足りない種族です。というかそれが普通です。
そうなると、売り上げを立てるには買ってもらうしかない。だけど、お金がないからみんな買ってくれず売り上げが伸びないと考えるのが妥当に思えます。これが日本企業がずっと抱えてしまっている問題なのです。
その結果、
・お金の流通が悪いからずっと経済が伸びない。
・投資もできず作った利益は留保しておくしかない。
となるわけです。
これを「購買意欲がない」から売れないと勘違いして、厳しいんだと思っているからいつまでたっても改善しないのです。いや、対価を払えないなら無理だろって話です。
これを解決する方法はいくつかありますが一番効果的なのは、使える現金を増やすことです。預金なんて使わなきゃただ数値的に消費能力を示すだけで、使える現金が増えることはありません。使える現金を増やすことができるのは日銀と政府の両方の協力だけなので、これが必要です。(日銀は普通に緩和しているんだから政府がもっと誠意見せて出費しろってことなんですけど...)
最後に...
売上やっぱ伸びないの厳しいですよね。売上さえあれば逆に経済成長も分配能力も向上します。
日本が投資対象となるためにも、政府主導でお金を循環させて企業は売り上げを伸ばしてほしいですね。
ではでは。