おはようございます。しほみんです。
この前の話に続いて、円安の話をします。1週間ぶりですが。
ここでは円安が起こるのはなぜかをざっと話しています。
今回は、円安が続いて為替介入をし続けたケースを考えてみましょう。
円安を止めるもっとも簡単な方法は、円を買い、ドルを売ることです。(もちろんほかの方法もあるが....政府はそれをしないでしょう....)
政府がドルを売り続ければレートは下がっていくわけです。
しかし、ドルは日本政府では発行できません。ドルを調達する手段が必要です。
その解決手段はドルを米国に発行してもらい、日本にドルを渡すことです。つまり、米国に対して負債を抱えることです。
しかし、レートが下がり続けるのを食い止めるには限界があります。それは借金はいつか返さないとならないからです。この方法ではいつかドル買い入れができなくなり、レートは維持できなくなります。資金力がなければ、米国に対して財政破綻します。
出ましたね。結局財政破綻します。むしろ、財政破綻したいならこの方法ぐらいしかないと思います。現状にあぐらをかき、金の力だけで解決していく方法.....なんとも今やっている政府の方法に見えますよね。
最後に...
まとめると、
円を買ってドルを売ればいい→そのためドルを調達→米国に借金する→対策を打たねば借金は膨れ上がる→返済時期になってもドルが調達できない→米国に対して財政破綻
となります。まあさすがに怠けすぎなきゃそうはならんですが...
根本的に解決するなら、日本の商品を買ってもらえるような状況にすることが必要です。つまり、円を使ってもらう状況です。そうすれば円を買うんですから。
ここまで話すと円安はまだしばらく起こるでしょうね....やりづらい世の中だなあ。
ではでは。