おはようございます。しほみんです。
新年早々、円安が進んでいてまじかーという感じです。米国株買うにはやっぱり不利なんですよね。困った困った。
まあそこは置いておいて、円安が進んでいるということは円の価値が下がっていることです。つまり、量的貨幣論であれば、円がドルに対して大量に発行されているから進んでいることが考えられるわけです。
しかし、実際それ自体は考えにくく、矛盾してる気がします。今日はそんなところを考えたいです。
理由は2つあります。
・アメリカと日本の貨幣発行量の違い
・アメリカと日本のインフレ率の違い
数字は目安なので、少しずれているかもしれませんが、結局伝えることは変わらないのでまあそこは感情論で大目に見てください(少なくとも長い間こうなっていたし)。
・アメリカと日本の貨幣発行量の違い
貨幣発行量って結局新規国債の発行量に帰属します。
去年アメリカが約250兆円発行したのに、日本では、約100兆円ほどしか発行してないです。つまり、アメリカのほうがドルを発行しているので価値が下がるわけです。
でも実際は逆なのでこの話は矛盾がえます。
・アメリカと日本のインフレ率の違い
アメリカでは非常に高いと思われるインフレ率(6%程度)記録しています。一方、日本は一向にほぼ0%です。これによって購買力はアメリカのドルのほうが安くなるはずなので円安にはやはりなりません。
ここでも矛盾が出ます。
こう考えると円安が進んでいる理由って量的貨幣論で考えるには厳しいです。しかも、貨幣量が増えてもインフレしていない時点で、量的貨幣論はインフレ原因にもなりません。
この事実を見れば、円安は量的貨幣論ではないと見れるでしょう。
では、円安はなぜ起きているか?
理由は円が売られていて、ドルが買われているという需給の関係からです。これ以上はないです。ただ、この円が売られる理由は検討つきませんが....。
最後に...
こう見ると量的貨幣論って矛盾が生じるなと思います。そして今円安が起きているのは確実に円が売られているだけです。
円が売られてしまうということはあんまり国の貨幣的価値は弱いってことですかね。そして、日本の製品を高く売るチャンスでもあるのですが、あんまり買われていない気もしてます。
少なくともこれが事実で、危険なことは認識してほしいです。円高カムバックしてくれ。
ではでは。