東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

「財源」という表現好きではない

おはようございます。しほみんです。

 

昨日はどたばたしてて更新忘れてました。すみません。

 

国会議員の人たちや新聞社が話している「国の財源」があると思います。

 

でもこの言葉まったく好きじゃないです。

 

「国の財源」って国の費用を出支する金の出所を意味するのですが、この金を貨幣と意味しているのであれば、何ともセンスがない言葉なんですよね。

 

だって、貨幣は「人の債権債務の帰属を記録したもの」にすぎないからです。そして、国は自国で通貨を発行できる日本銀行を持っているので、日本銀行に対して債務を背負い続ければいいだけです。そこは、同じ団体としての区分なので、債務債権の関係は消えます。

 

これだけでも、財源という言葉自体不要かと思います。だって、上の話だと勝手に国は金が作れるのですから。

 

そしたら日本銀行が債務を背負うことになります。この債務どういうものかというと、「通貨発行権」という勘定であります。貨幣発行というただの数字を積んでいるだけとみることができます。驚くことにこの債務は誰に対しても返済義務はありません。ある意味純資産といえるのです。(※解釈上の問題です)

 

ここまで見れば、国は仕組み上、財源などなくとも国が必要な費用を賄えてしまいます。ただし、法律的に直接発行が不可能な状態みたい(情報未確認)なので、あくまで理論上になるのですが。

 

法律的に制限しているのは無限発行によって貨幣が流通しすぎてこんな貨幣に価値なんてないと勘違いしてしまうのを防ぐためですかね。もっとも、貨幣が回りすぎてもインフレしてしまうだけなので、この言葉もおかしいのですが。

 

最後に....

まあ財源って言葉が嫌いなのとその理由(財源なんてそもそもない)の話をしました。

 

言葉で説明するのは難しいのですが、まあ国が勝手に発行できるんじゃいぐらいのイメージです。まあ、国は「打ち出の小づちという財源」をもっているともいえるでしょうね。

 

ではでは。