おはようございます。しほみんです。
ドルに対して円がすごく安くなっていますね...
びっくりするぐらいですが、まあ妥当なのかなと思います。
今日は自分の為替の見解を言っていこうかなと思います。
あくまで個人的見解なので、そうなんだーぐらいで思ってください。
きょうの見出しです。
1. 為替の決まり方
2. 固定相場制の問題
3. 今回みたいな円安が悪化すると?
1. 為替の決まり方
為替の決まり方は株とほぼ同じです。
基本的に売りたいレートと買いたいレートが一致すれば売買が成立してレートが決まります。
ただし、
・ヘッジ取引(先に〇〇円で売っておいて、あとで××円で買う取引)
・オプション(○○円で買う権利、新株予約権に近い)
・レバレッジ(○○倍で取引)
・為替予約(何か月後の先物レートで買う、売る)
などいろいろな取引ができるので、実際のレートは予想困難を極めます。
というか普通に考えたらわからないです。ただ、その国とのやり取りをするならその国の通貨を持ってないとやり取りは成立しないので、持つならその国の経済的な強みを欲しいから欲しているのが普通でしょう。
つまり、国の経済力があれば価値は高いままです。
2. 固定相場制の問題
ここで少し話が変わりますが、固定相場制の話をしておきます。固定相場とはレートが常に一定の状態です。
1の話は変動相場制(レートが刻々と変わる相場)の話です。では、固定相場では1のような話はないのか?
そんなことはないです。普通に変動相場のように操作されます。自然に起こることなので当たり前です。ではなぜ固定相場にできるかといえば、誰かが固定相場になるように取引をしているからです。例えば、今回みたいな円安になれば、国が膨大なドルを売って円で買えば、為替はだんだん円高になっていくわけです。
国の経済力がない場合、これをするには膨大なドルを国債で調達することになります。つまり、ドルを借りることを一時的に為替を安定させますが、ドルはいつか返済しないとなりません。つまり、ドルを稼ぐ力を持たなければ、これは永遠に通貨安を防ぐためのトラップに陥ります。
ここが固定為替相場の問題です。こうなると、基本デフォルトします。最近のレバノンはこれです。なので日本ではレバノンのような財政破綻は普通に起きえません。
3. 今回みたいな円安が悪化すると?
話しが最初に戻りますが、今のような円安は国の経済力が落ちていることからきているんじゃないか?と言われています。
つまり、固定為替相場にしたら2みたいなことになってしまうのかもしれないわけです。変動為替相場であったら、まあ円安が進行するでしょう。それで国の経済力が合致するところでレートは止まるというわけです。
円安のままであるというのは海外の物価が高く見えるので、輸入に頼っているもの(資源、小麦など)に関してはかなり厳しいことになります。
最後に....
為替の話をつらつらしていきました。
為替は基本的に高すぎても安すぎてもあまりよくないものだと感じてもらえたら幸いです。また、固定相場制の問題もちょっと関心持ってもらえれば尚幸いです。
まあ私は、ドル円下がってくれるかどうかを日本の状態を見極めてから判断して、米国への投資を考えようと思います。
ではでは。