東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

キャッシュレス決済減税について

こんばんは、しほみんです。

 

消費税増税に引き続き、キャッシュレス決済とその減税措置も併せて話していけたらと思います。キャッシュレスはとても便利なものですし使えるならできるだけ使いたいものです。しかし、それを使うと一部店舗では割引がされるってことなんですがそれはどうなんでしょうね。

 

まず、キャッシュレス決済について一通り話してから、今回の減税措置について考えていきたいと思います。

 

今日の見出しです。

1. キャッシュレス決済は現金を使わない決済手段。便利だが、情報が把握される。

2. キャッシュレス決済はポイント還元があるので現金よりお得。

3. 減税措置は中小企業と大企業の一部しかなく、消費者側もお店側も得しない。

 

 

1. キャッシュレス決済は現金を使わない決済手段。便利だが、情報が把握される。

キャッシュレス決済は現金を使わない決済手段です。現金以外のなんかしらの媒体で金額のやり取りをするって感じです。今だと、電子決済が一般的で、電子カードやQRコード、クレジットカードといったものが該当します。

 

現金を使わないので細かい小銭のやり取りもなく、時間がかかりません。また、小銭間違いなどのミスもなく確実に決済できます。つまり、効率化とミス防止の観点から見れば、素晴らしいものです。

 

ただ、いいものの逆には悪い点もあります。自分が思いつくことで3つでしょうか。1つは安全性、2つ目はいつでも使えるかわからない、3つ目は情報を把握される懸念です。安全性はいうまでもないです。ネットからいつ個人的な決済情報が洩れてやられてしまうかわかりません。クレジットカードとかは特に顕著だと思います。一方、QRとかはその心配性はないですが、通信障害や通信遮断によって使えなくなってしまいます。ただ、これは不便とか危険とかですがもちろん決済会社も最大限努力しているので今後改善見込みがあります。

 

あと、一番厄介だなって思うのは3つ目です。決済情報が会社に駄々洩れになってしまうことです。別にそれはしょうがないのですが、なんか将来的にその情報を使ってなんかされたら面倒かなって気はします。

 

そう思うのはマイナンバーカード制度の導入があるからです。あれは個人番号によって個人の資産をすべて管理できます。そして将来的に、キャッシュレスの一環で決済にも導入しようとしています。つまり、あの番号で個人のお金周りをすべて把握していくことが推察できます。それでなにがよくないかって言われると税金関連しか思いつきませんが、なんか使われるかもなーって感じです。

 

自分はまあ購入履歴が洩れてしまうのが嫌だなあと思いつつも、今のところ購入履歴を知られて困ることはないからキャッシュレス決済を用いています。現金はお金の使い道を明らかにしないって意味では最強なのでたまに使います(ほとんどはキャッシュレスが使えないからだけど)。

 

2. キャッシュレス決済はポイント還元があるので現金よりお得。

キャッシュレス決済は基本的にポイントが付きます。期間を見逃してなくすとかは良くないですが、とにかくいろんなことに使えるので非常におすすめだと思います。

 

クレジットカードなら基本1%つくものが多くなってきました。

QR決済でも条件によっては数%つくものも多いです。

ちなみにQR決済をクレジットカードで決済すると二重でポイントが手に入るのでお得です。

 

地味なパーセンテージですが、年100万つかうなら10000円違ってきます。こういう地道な削減がのちに大きな結果になるとは思います。自分は先ほどの良い点悪い点を考えてかつ、ポイントの観点でも導入しています。

 

一番は楽天ですべてを固めてしまうことらしいのですが、自分は現在特にやっていません。ただ、常時10%程度は容易に可能でタイミングによってはそれ以上もあるみたいです。

 

ちなみに今は減税措置をしていて、一部店舗では5%か2%引きになります。消費者側としてはこの減税措置期間だけでも現金からキャッシュレスにする意味は十分にあると思います。

 

3. 減税措置は中小企業と大企業の一部しかなく、消費者側もお店側も得しない。

最近、キャッシュレスに興味を持った人の多くはキャッシュレスするといくつか戻ってくるらしいということからだと思います。

ただ、これ罠が多くて中小企業(個人商店)の一部と大企業のフランチャイズに限られるって点です。一般的なスーパーや大企業では適応されないです。しかも、これいちいち対応しているかどうか調べないとならないので非常に厄介です。

 

5%還元受けられるなら一部の中小企業(個人商店)を探して、買おうという人はどれくらいいるか疑問ですし、そもそも5%引きよりも適応外の方が安いならそっちを使います。つまり、このような一部の企業に優遇するような制度を設けてそっちに消費を促すこと自体微妙なことだと思います。少なくとも消費者にとっては選択肢が増えすぎてよくわからない気しかしないです。あと、本当は得だったみたいなことが受けられず損した気分にもなります。

 

しかもお店側もあまりメリットはないのかなと思います。今回優遇される中小企業の多くは規模が小さくコストが削減しきれないので、ある程度高めにモノを売らないと利益は出ないです。しかし、キャッシュレス決済を導入するとその導入手数料や利用手数料を決済手段を提供している側に払わないとならず、企業の負担が増えます。つまり、ただでさえモノが高めなのにさらに利益を奪うことをしたらその会社は経営が成り立たなくなります。

 

その手数料を還元するなどの対策を一時的に行うことで、防いでいますが、この還元が終わったらお店はちょっと厳しいことになる気がします。しかも、その時にキャッシュレスによるお得感がなくなるので一気に使われなく恐れもあります。

 

そういう意味で、この減税措置は結局消費者には紛らわしく、お店には手数料増加でコスト代+資産管理されるので、あまりいいことはなさそうです。キャッシュレス導入の魂胆も多分情報取得とか情報管理の点を踏まえると結構な中小企業いじめな感じがしていて微妙です。

 

まあ、我々の消費者の立場からしたらキャッシュレスの恩恵を最大限に受けておいて、そのあとは現金に戻すか継続するかを政府の動きを見て決めていけばいいのかなって思います。自分はもう面倒なのとキャッシュレス対象の店舗をあまり使わないのでよっぽど何かない限りキャッシュレス主流だと思います。

 

ではでは。