東大卒のお金やりくり奮闘記~株、家計、趣味、経済~

東大卒でメーカー勤務の私がセミリタイアするために投資などを頑張っていこうという趣旨で始めたブログです。既婚男性です。株、家計、趣味、経済の話をメインにゆるゆる話します。

社会保険料変わってた....~引っ越しによる再計算の罠~

おはようございます。しほみんです。

 

私の会社は25日に給料日だったので、昨日給与が入りました。

 

さあ確認して証券口座に入金だーと思っていたら...微妙に予想より少ないな...おかしいと思いました...

 

ということで明細を確認したところ....なんと社会保険料が上がっているではないですか....しかも2等級上がっていたので、実質5000円余計にとられる羽目に....

 

これはおかしいと思いちょっと調べたところ、社会保険料の見直しは手当額によって見直されることが判明しました。これはうかつでした....

 

今日は自分の給与をもとに

社会保険料は手当ての変更でも見直される

話をします。

 

社会保険料は手当ての変更でも見直される

社会保険料は基本4,5,6月の月給の平均で決まります。これを標準報酬月額といい、この額から決定されるわけです....

 

しかし、今回手当てが入ることで今後恒常的に月給が増えるとみなされ、標準報酬月額が見直されます。

 

ということで今回、自分は住宅手当16000円と通勤手当の増加分10000円程度が追加されて、26000円月給が増えているわけです。標準報酬月額は2万ごとに等級が区切られています。だから1等級上がっているわけです。

 

あとはさらに12月、1月は普段の月より残業をしたので月20000円ほど乗っています。ということで2等級上がり、税金も増えたってわけです....

 

そんな話ある?とおもい、さらに調べると...

実はこの手当てが出るタイミングで繁忙期に当たった場合は例外的に、年平均の月額を標準報酬月額とするらしいです。

 

つまり、3月に引っ越したけど、1-3月が繁忙期で残業代が乗ってしまうから、普通期(4-6月)のときより高くなっちゃうね。だったら、平均月給でいいよみたいな感じです。

 

例えば、標準月額報酬が30万で、新たに手当てが2万乗るとします。

ただし、この時に繁忙期で残業代が10万普段より平均で多めに出たとします。

すると標準報酬月額は42万となってしまい、本来32万でよいものが過剰に乗っていることになります。

 

だったら、月額32万の月が9か月、月額42万の月が3か月と考えて、(32×9+42×3)/12 = 34.5万の平均月給を標準報酬月額でいいよってことです。(ただし、4万以上つまり2等級以上の差の場合)

 

ぶっちゃけそんなこと最初からしろって思いましたが、まあ新たな学びを得ました。

 

最後に....

こういう恒常的な変化にちゃんと対応していて国はやっぱすごいなと思いました。というか無駄に残業してしまったのは別に繁忙期でもないので、泣き寝入りしかありません。くれぐれも社会保険料の調整は気を付けてください...ではでは。