おはようございます。しほみんです。
私も投資を広めたい人の1人ではあります。しかし、やっぱり投資を広める以前に、投資する元本がないと投資は広まらない気がします。
なので、今回は今日本人はどれくらい貯蓄できているかという統計を見てみることにします。いやこの統計結構ショックで、びっくりしました。
今回は、純貯蓄、純貯蓄率を見ていきます。国統計から取ってきました。
純貯蓄は、可処分所得から最終消費から引いた額で、国民が貯蓄できた額です。
純貯蓄率は、純貯蓄額を可処分所得で割った額です。
なので、額がそもそも大きければ、みんな貯蓄している。
純貯蓄率が高ければ、お金は余っているって認識になるかと思います。
まあ早速見ていきましょう。
1990年代には、30兆円程度貯蓄していて、貯蓄率も8.0-10.0%ありました。
しかし、2000年以降急速に悪化していることがわかります。
なんなら、2010年以降は貯蓄なんてほとんどなく、むしろ2013年は消費増税で、赤字であることも分かります。貯蓄率もほとんど0ですね。
2019年で改善したのはちょっとわかりませんが、多分将来の不安で貯蓄を始めたのですかね....ただそれでも10兆円で、1990年代の1/3です。
ということで、やっぱり国民はそもそも貯蓄するお金がないのです。だからそもそも貯蓄できてないから投資なんて回るわけないのです。
最後に....
データで見るとこんなにはっきりとわかるんですね。ここまでみんな貯蓄できないとなるととどちらかというと2000年以降の経済がおかしい感じがします。
まずは、この経済を立て直すことが大事なんだと感じます。そっからじゃないといくら投資の話をしても意味ないのです。
ではでは。