おはようございます。しほみんです。
簿記の資格って常に注目の的だと思うのですが、最近おすすめされがちなクレアール実際どうなのかちょっと話そうと思います。
簿記に関しては3級は別の通信教育、2級はクレアールを使いました。
講義内容は大きく商業簿記、工業簿記に分かれているので、まずは全体を話してそのあと、それぞれ話したいと思います。
(全体的に)
講義
・講師が持つイメージを使ってわかりやすくかみ砕いてくれている。論理重視の説明である。
メリット
人によってわかりやすいわかりにくいあるかもしれないが基本的にイメージしやすかったと思います。
デメリット
あまりこの部分を覚えろって話は出てきません。なので、随時言葉はきちんと覚えていかないと問題は解けるが、言葉が出てこないなどになってしまいます。
暗記偏重型の人にはあまり向いてない印象です。
直前答案練習会
全部で3回あります。それと模試が1回ついてきます。
この4回はどれをとっても素晴らしい作りになっていると思います。正直これを理由付きで説明しながら解ければ、合格はほぼ間違いないです。
これだけでも価値は高いように見えます。
過去問
簿記の過去問が付いてきます。こちらももれなく解けるようにしておきましょう。
最も、講義聞いて問題集を解いて、答案練習までできるようになれば過去問が解けない可能性はほとんどないと思います。
(商業簿記)
講師の方がとにかくわかりやすい印象を持ちました。3級の独学の時点で意味不明なところをすっきりわかるように説明してくれていたと思います。
学習内容は、
現金、金銭債権債務、商品、有価証券、固定資産、資本関係、リース契約、外賀建て取引、本支店会計、連結会計、製造業会計ともれなくやっています。
ただ、連結会計についてはちょっと単元少なかった気がします。ほかの部分は講義聞いて、問題が解けるようになったものの、連結会計だけはいまいち解けなかったです。
連結会計まじめにやるなら1級ぐらい必要なのですが、2級レベルだとその程度の理解でも半分ぐらいとって逃げるって感じなのかなと思いました。連結会計だけはほかの教材または1級の内容で補ってもいいかもしれないです。
問題集はかなり良いです。普通に何周もして仕分けかけるようにしましょう。
(工業簿記)
クレアールの工業簿記ってけちょんけちょんに言われがちですが、2級に関しては少なくともとても分かりやすかったです。というか工業簿記って基本的に商業より迷いがない分野なので、少なめの理論で何とかなります。講義より問題を解いた方がいいです。
学習内容は、
原価計算基本手続き、直接費、間接費計算、部門別計算、個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算、CVP分析、財務諸表などこちらももれなくです。
最初に計算をできるようにしてから、仕訳の流れを理解するといいと思います。これは人によりますが、工業簿記ではやはり仕訳の流れを理解しなければ、計算できてもしょうがないので最終的には仕訳をかけないとしょうがないです。
問題集はこちらも優秀ですが、仕訳が書けないので、仕訳の練習はテキストブックの例題の方がよいと思われます。
最後に...
通信教育はそもそもそうなのですが、自分でやる気がないと無理です。
やる気がある方なら全力でフォローできる内容になっていると思います。そういう意味でも、独学するならクレアールで学んだ方が効率的ですね。
ということで感想でした。
ではでは。