おはようございます。しほみんです。
公認会計士短答式向けて最近勉強してないけど、思い出しがてら話そうかなあと思います。
公認会計士試験では、
・企業法(100点満点)
・管理会計論(100点満点)
・監査論(100点満点)
・財務諸表論(200点満点)
この4つが短答式試験で問われます。
財務諸表論が、簿記1級の商業簿記・会計学
管理会計論が、簿記1級の工業簿記・原価計算
に当たります。
ということで、簿記1級持っているなら管理会計論は大丈夫じゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、短答式では管理会計論が一番安定しないと思います。(全て厄介なんですけどね…)
これは問題形式からくるものです。
理論8問、計算8問の全16問で、試験時間が1時間です。
理論は2分ぐらいで解けるので、計算残り8問に振られる時間は44分(60-2×8)となり、1問あたり5.5分となります。
まあこれがまず厳しい。
計算問題は簿記1級において大問1ぐらいに匹敵しており、まず5分で解ける問題は少ないです。
総合原価計算なら仕損費を考慮した完成品総合原価を求めさせたり、差額原価でも最後の差額まで求めて有利か不利か判断させたり、設備投資の意思決定も現在価値まで求めさせたりとクソ面倒です。
だから、まず計算が多くても6問しか解けない。
そして、理論も絶妙につらいところです。
4問は原価計算基準、4問は管理会計から出てきます。
まず前半の原価計算基準からの出題は差が分かりにくいです。ちゃんと覚えないとだめです。
後半の管理会計は範囲が広すぎます。経営やってれば推察できもしますが、やってないとやはりイメージがしにくいです。
ここらへんが管理会計論が辛いところじゃないかなあと思います。
最後に....
管理会計論は計算も理論もそこそこ取らないとならないのできついですね。運で一発当てること祈ってもいい気がする。
逆に連結の総合問題のようにしてもよかったんじゃないかと思うのですがどうなんでしょうかね。微妙っすかね?
ではでは。